みなさん、レイトレーシングってご存知でしょうか?
以前ブログでチラっと取り上げたことがあるのですが、今、ゲーム業界で最もホットな話題と言ったら、もうレイトレーシングしかない!と勝手に思っています。
私たちが世界を目で認識できているのは、物体に当たった光が反射を繰り返して、目に飛び込んで来るからです。レイトレーシングというのは、ざっくりと説明すると、コンピューターでこの光の反射を計算してやれば、とてもリアルなグラフィックスを作ることができますよ!というわけです。
レイトレーシングを行えば、とてもリアルなグラフィックスを作ることができるのですが、このアルゴリズムは非常に計算量が多いため、高いリアルタイム性を求められるゲームで使用することは難しいよね、というものでした。
それがついにゲームで使える!という発表が今年になって次々と出てきている訳です。
ついにDirectXがレイトレーシングパイプラインを統合。「DirectX Raytracing」が立ち上がる
Turing世代初にして「史上初のレイトレーシングGPU」という位置づけのQuadro RTXを発表
正直伝わらないだろうなって思いながらブログを書いていますが、これ本当にすごい技術革新なんです。ゲームのグラフィックスパイプラインが一新される可能性まで秘めています。
グラフィックプログラムが大好きな私としては、もう興奮が収まらない、そんな感じです?とりあえず、冬のボーナスでQuadro RTXを購入するのは確定ですね?