基本情報技術者試験とは、経済産業省が主催する国家試験の区分の一つであり、共通キャリア・スキルフレームワークにおけるレベル2の試験となっています。実はレベル1にはITパスポート試験という国家試験があるのですが、Webシステム科ではそれを飛び越えてレベル2の受験からスタートします。
この基本情報技術者試験の対象者は「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身につけた者」となっています。主にプログラマーやWebエンジニア、システムエンジニアなどの仕事をしている方やこれから仕事をしようとする方が受験するもので、世間の認知度もとても高く、年間で10万人もの受験者がいます。
基本情報技術者試験の分野は大きく次の分野に分けられており、情報処理に関する問題はもちろん情報分野の関連法規や経営学用語や企業会計の分野まで広い範囲の問題が問われます。経営や会計の問題が問われるのは、私たちが携わるシステムは幅広い業界で利用されており、基本的な会社のことや会計のことまで理解しておく必要があるからです。ITの勉強をしながら企業のことも勉強できる試験なのです。
1.テクノロジー系 | 基礎理論 |
コンピュータシステム | |
技術要素 | |
開発技術 | |
2.マネジメント系 | プロジェクトマネジメント |
サービスマネジメント | |
3.ストラテジ系 | システム戦略 |
経営戦略 | |
企業と法務 |
授業では基礎理論を目下学習中です。基礎理論では基数、基数の変換、数値の表現、算術演算などコンピュータで扱う数値表現を理解することが目標です。数学が苦手な人でも丁寧にやれば誰でも計算できるようになりますよ!以下は、熱心に計算されている学生の教科書です。頑張っていますね!