オリンピックも終わり、学校も今月中旬まで夏休みです。しかし今年もコロナ禍で自宅からあまり出ないという人も多いと思われる今日この頃、折角なので巣ごもり生活でも楽しめる「ITにまつわる映画」を数作品紹介します。
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014年)
先日もおすすめの本で取り上げた、第2次大戦中の暗号機「エニグマ」を解読するアラン・チューリング氏の活躍を描いた作品です。なお、チューリング氏は現在のコンピュータの祖先ともいわれている「チューリングマシン」を開発したことでも有名です。
『スティーブ・ジョブズ』(2013年/2015年)
皆さんもおなじみのiPhoneを提供しているApple社の創設者、ジョブズ氏に関する映画です。生前ニュースなどで自社製品のプレゼンシーンを見た人も多いのではないかと思います。
なお、年を2つ書いていますがそれぞれ全く別の作品です。前者はApple社の創設を含めた伝記的な内容の映画、後者は発表会を前にした彼の心境を描くドキュメンタリー風の映画です。
また、少し古い映画ですが『バトル・オブ・シリコンバレー』という映画では、Microsoftの創設者、ビル・ゲイツ氏とのやりとりも描かれています。
『ソーシャル・ネットワーク』(2010年)
日本でSNSが普及し始めた頃に上映された、Facebook創設者のマーク・ザッカーバーグ氏を中心とした関係者を描いた作品です。
今でこそ誰もがスマホを持ちSNSが世間のトレンドを支えているといっても過言ではありませんが、当時の日本ではSNSはTwitterのほうが利用者が多く、Facebookを使っていない人も多かったように思います。
以上3作品です。映画なので多少の脚色もありますが、ITの歴史を知るひとつのきっかけとしては楽しめると思います。鬼と一緒に汽車で旅する某アニメ映画(ちょっと違う・・・)だけでなく、たまにはこんな映画もレンタルや配信サービスで探してみてください。
思い出に残る夏休みを。