ITエンジニア科3年制2年、2年制2年では後期に入り「セキュリティ対策」の授業が始まりました。そうしたら、2025年9月29日に大手飲料メーカー「アサヒグループホールディングス」がサイバー攻撃を受け、全国の工場で生産が停止するというニュースが飛び込んできました。このトラブルの影響で、スーパーやコンビニでは「スーパードライ」や「三ツ矢サイダー」などの人気商品が出荷できなくなり、飲食店でも代替品を使うなどの対応が必要になっています。
今回の攻撃は「ランサムウェア」と呼ばれる手口が使われた可能性があり、これはコンピュータの中のデータを勝手に暗号化して使えなくし、元に戻すために「身代金」を要求するというものです。アサヒは警察に報告し、復旧作業を進めていますが、まだ完全には元に戻っていません。
このようなサイバー攻撃は、企業だけでなく、私たちの生活にも影響を与えることがあります。例えば、好きな飲み物が買えなくなったり、ネットサービスが使えなくなったり… セキュリティの授業で学ぶ知識は、将来の仕事や社会を守る力につながります。ITエンジニア科の皆さん、セキュリティ対策授業をしっかり学んで将来、社会のITインフラを守ってくださいね。