現在、日本列島は“水がたっぷりある地域”と“水が非常に少ない地域”に分かれています。
なぜ地域によって「水の保有量」がここまで違うのでしょうか?原因は台風です。今月日本列島を直撃した台風6号・7号が接近、上陸した地域周辺は豪雨にみまわれています。洪水浸水・河川氾濫・土砂崩れなどの自然災害を引き起こした地域もあるほどです。
一方で、新潟県や関東では渇水が懸念されています。新潟県五泉市の早出川ダムは「貯水率0%」、29年ぶりの深刻な水不足に陥り、日本有数の米どころの水不足は私たちの食卓への影響も懸念される事態となっています。
2023年3月には46年ぶりに世界的に深刻化している水問題を解決するため「国連水会議」が開催されました。私たちも世界と日本の水問題について改めて考え、貴重な水資源を守り、SDGs目標を達成するためにも、節水を心掛け、環境汚染を防ぐなど、一人ひとりが小さなできることから実行し、未来を守る行動を続けていくことが大切ですね。