では、ゲーム業界セミナーの後半戦の学生作品品評会の様子をレポートします!!!
OC参加者は途中まででしたが、その一端をご紹介します!
品評会には、河原電子ビジネス専門学校ゲームクリエイター科の1年から3年生まで参加させて頂きました。
時間の都合で、OC参加者は1年生の途中までですがその様子を、チラリと紹介いたします。
1年生の作品で。お題は「おさなか」・・・って、スタート画面がこちらです。
まじめな話「おさかな」です。ゲーム内容は水中で、周囲を泳ぐ「おさかな」をカメラを回して、ターゲットロックオンし捕まえるって言うゲームです。
入学してまだ1年もたっていないのですが、制作環境はC/C++です。土台になるゲームエンジンは、学校で用意したものを利用していますが、ゲーム全体の構成は自力でコーディングしています。
また、ゲームクリエイター科では、プログラミングがメインで、キャラクタなどがなかなか準備できないのですが、彼はこのお魚を自力でモデリングし、アニメーション付けまで行っています。動画で紹介できないのが残念ですが、「おさかな」のモデル、動きとも妙にリアルです。土田さんもガン見です。
彼も、入学前はゲーム制作の経験もなく学校で勉強してゲーム制作しているのですが、モデルの作成などは、ほぼ自力勉強して制作しています。
土田さんから、魚以外の “わかめ” や ”モリ”、そして魚を捕まえた後の処理など、いろいろアドバイスして頂きましたが、モデルデータを全部自分で用意していることに驚かれていました。
次は、フリーのモデルデータ ”Unityちゃん” をつかったアクションゲームです。
内容は仕掛けの詰まった各ステージをすすんでいく3Dのアクションゲームです。ステージも複数準備しており、ステージクリアすると次のステージにすすみます。
彼も、入学してからゲーム制作を勉強し始めましたが、回転する障害物など、仕掛けを自分で組み込んでいます。
しかし発表途中で不具合があって、その場で修正しプレゼンすることになりました。
修正後、動作変更しプレゼン続けましたが、ゲームに関して土田さんよりダメージ処理などのアドバイスを頂きましたが、「プレゼント中でビルドするとは!」とのお言葉頂きました。
お次は「地雷ゲーム」
これも、Playerキャラクタなどはフリーの素材使用していますが、このゲームは、Plyerを追いかける方法の実装がテーマの作品になります。
Playerは、地雷を置いて追いかけてくる敵をやっつけるのですが、Playerに向けて、柱をよけながら、最短距離で追いかけるアルゴリズムを実装していますので、それを避けながらやってけないとダメージを受けてしまいます。
また、Playerは柱の上にも登ることができ、当然敵も追いかけて柱の上まで追ってきます。
また、画面外の敵の方向も表示する機能を実装しています。ダメージ受けるとダメージの量によって画面も赤くなっちゃいます。
次は、空からふってくる爆弾をミサイルで撃ち落とすゲームです。
ゲームがすすむと宇宙ステージも準備していますが、なかなかに画面が派手で、土田さんも思わず立ち上げって見ています。
画面のUIや、攻撃は荒削りですが、練習ステージや、ゲームで利用する爆弾や宇宙船の ”鑑賞” モードも実装するなどなかなかです。
彼も、使用するモデルデータ、画面、UI画像は全て自作です。
彼はもう一作発表しました。これは多数のキャラクタを表示して、探してゆくゲームでまだ未完成ですが、Playerの後ろをついて行くアルゴリズムなどの実装を行っています。
当然このキャラクタも自作です。
発表を待つ学生もプレゼンを楽しんでます。
お次は、次の移住地を見つけるために、障害物をよけながらすすんでいくアクションゲームになります。
今回のゲームは、入学して前期の間に作ったのですが、画面のボタンや画面構成、シーンの切り替え、シナリオ表示画面などこわわりの一品になります。
これには土田さんもかなり驚かれていましたが、Playerの動きや画面構成などアドバイス頂けました。
残念ながら、私と、OC参加者はここで時間切れになりましたが、この後2年生や3年生の作品を発表し、いろいろアドバイス頂くことができました。
土田さんありがとうございました。
興味のある方は、OCに参加頂ければ、これらのゲーム体験することができますよ。
現在進行形で制作している作品も多く、来るたびに何かパワーアップしていると思いますので、OCに来てその差を体験してくださいね。