ちょっと前ですが、東京から講師をお招きしてAIの講座を開催しました。
何かと旬なネタのですが、今回は1~9の画像4万2千枚あまりをAIに読み込む、いわゆる機械学習をAIにさせて、画像を認識していく様子を見るというデモを使っての講座でした。
文章で説明するより、以下の画像を見たほうが早いかも。
↓学習した結果、6を高確率で認識できるようになった!
↓AIの説明!!!
↓人間の顔の向きを認識しているところ。授業中によそ見をしていると検知されるぞ!
ところで、AIは「Artificial Intelligence」の頭文字をとったもので、日本語訳では人工知能です。なぜ、人工=Artificialなのか、ご存知でしょうか?Artificialですから、アート(芸術)的な、ですよね。実はこれ、学問体系に関わってくる話です。
日本だと、学校の教科を理系と文系で分けますね。私達日本人は国語、社会は文系、数学、化学は理系という分け方に慣れてますが、ヨーロッパ圏ぐらいだとこの分け方が根本的に違います。つまり、文系、理系ではなく、ArtとScienceという分け方です。Scienceが科学で理系みたいだから、それじゃArtが文系?
いやいや違います。Scienceは「神が作りしもの」、Artは「人が作りしもの」という意味です。ですから、文学、歴史、哲学、美術、建築、音楽はアート。自然科学系はサイエンスです。
人工知能(AI)はまさしく「人の作りし」頭脳。ですからアート。よっていArtificialです。
というわけで、ちょっとだけアカデミックな話でした。
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